# DeepSeek更新とSearch・Fetch APIの公開条件

> DeepSeek-V4.1-Flash-1017と検索・取得APIの公開を確認。自己報告の評価値、料金の無料対象、ローカル連携条件を整理する。LangGraphの再開処理、OllamaのWindows終了処理、oh-my-piの圧縮設定、Metaの規約文削除、llama.cppのHIP更新も追う。

Canonical URL: https://labs.eastbraver.com/digest/ai-digest-20261018
Published: 2026-10-18T06:30:00+09:00
Category: ai-digest
Tags: deepseek, ai-agent, open-source, llm-inference, software-engineering, model-ops, governance

DeepSeekがV4.1-Flashの1017更新と、Web検索・ページ取得APIを公開した。モデルの評価値だけでなく、検索料金の無料対象と、ローカル実装で必要なプロンプト変換を確認したい。実行基盤では、LangGraphの中断・再開処理、OllamaのWindowsプロセス管理、oh-my-piの圧縮設定に変更がある。Metaの規約文削除と、llama.cppのHIP向け最適化も取り上げる。

モデルの更新と実行基盤の修正は、独立した導入判断である。DeepSeekでは評価環境と料金、LangGraphでは再開後の重複実行、Ollamaでは終了処理、oh-my-piでは既存設定への影響を、それぞれ使っている構成に照らして読む。Metaの件は、規約文の変更と実際のクローラー挙動を分けて扱う。（[DeepSeekの発表](https://api-docs.deepseek.com/news/news261017/) / [LangGraphの修正](https://github.com/langchain-ai/langgraph/releases/tag/1.2.16) / [Ollamaの更新](https://github.com/ollama/ollama/releases/tag/v0.40.6) / [oh-my-piの更新](https://github.com/can1357/oh-my-pi/releases/tag/v18.12.0) / [Metaの規約を巡る報道](https://www.theverge.com/tech/1013409/meta-removes-language-that-may-have-allowed-it-to-scrape-news-sites)）

## DeepSeek-V4.1-Flash-1017と検索・取得APIを公開

DeepSeekは10月17日、DeepSeek-V4.1-Flash-1017をWeb、アプリ、APIで提供開始したと発表した。V4.1-Flashの更新版であり、重みとリポジトリはMITライセンスで公開されている。開発元は、推論、コーディング、エージェント処理、視覚評価の改善と、タスク完了時間・出力量の削減を報告している。（[公式発表](https://api-docs.deepseek.com/news/news261017/) / [公式モデルカード](https://huggingface.co/deepseek-ai/DeepSeek-V4.1-Flash-1017)）

**比較表: 開発元が報告した従来版と1017更新の評価値**

以下はDeepSeekによる評価で、独立した再現結果ではない。ベンチマークごとに実行環境が異なるため、行をまたいで点数を比較しない。（[評価値と実行環境](https://huggingface.co/deepseek-ai/DeepSeek-V4.1-Flash-1017)）

| ベンチマーク | 従来のV4.1-Flash | V4.1-Flash-1017 | 使用した実行環境 |
| --- | --- | --- | --- |
| DeepSWE v1.1 | 74.2 | 77.0 | Mini-SWE-V2。（[出典](https://huggingface.co/deepseek-ai/DeepSeek-V4.1-Flash-1017)） |
| Terminal-Bench 4.0 | 31.2 | 42.3 | Claude Code。（[出典](https://huggingface.co/deepseek-ai/DeepSeek-V4.1-Flash-1017)） |

同時に公開されたSearch APIは検索結果を構造化データで返し、Fetch APIは1ページを取得してMarkdownで返す。どちらもDeepSeek APIと同じBearer認証を使う。料金は各APIとも、HTTP 200で空でない結果を返した成功リクエスト1,000件当たり0.75ドルで、トークン数や返却件数による課金ではない。（[APIの仕様と料金](https://api-docs.deepseek.com/guides/search/)）

> [!CAUTION] 無料なのは指定ツール経由の呼び出し
> DeepSeek API利用者がDeepSeek Harness、Claude Code、Codexのサーバー側ツールを通じて行うSearch・Fetch呼び出しは、期間限定で無料となる。課金開始は2026年10月31日16:00 UTC、日本時間では11月1日01:00。直接APIを呼ぶ場合まで一律無料と解釈しない。（[無料対象と期限](https://api-docs.deepseek.com/news/news261017/) / [課金条件](https://api-docs.deepseek.com/guides/search/)）

ローカル連携では、Jinja形式のチャットテンプレートが同梱されていない点に注意が必要だ。Pythonの参照エンコーダーと、同じプロンプト形式を扱う`deepseek-recipe`が公開されている。後者はAPI形式の変換や出力解析を担うが、モデル推論、ツール実行、HTTP通信は呼び出し側に残る。公式発表はDeepSeek Harness v0.2.1-rc.1以降への更新も推奨している。（[プロンプト変換の説明](https://huggingface.co/deepseek-ai/DeepSeek-V4.1-Flash-1017) / [推奨版](https://api-docs.deepseek.com/news/news261017/)）

**EastBraverの見立て:** モデルの評価値、[ツール呼び出し](/guides/tool)の費用、[エージェント実行環境](/guides/harness-engineering)との接続を別々に確かめたい。検索APIの公開は連携先を増やすが、モデルの重みを取得するだけで検索やツール実行まで整うわけではない。（[判断の根拠](https://api-docs.deepseek.com/guides/search/) / [実装の分担](https://huggingface.co/deepseek-ai/DeepSeek-V4.1-Flash-1017)）

- 出典: [DeepSeek](https://api-docs.deepseek.com/news/news261017/) / [公式モデルカード](https://huggingface.co/deepseek-ai/DeepSeek-V4.1-Flash-1017)（公式情報、2026-10-17公開。告知の正確な公開時刻は未確認。[The Decoderの同日報道](https://the-decoder.com/deepseek-v4-1-flash-1017-beats-larger-rivals-in-agentic-tasks-while-once-again-massively-cutting-per-task-costs/)は19:33 JST）

## LangGraph 1.2.16が再開時の重複更新とタスク再実行を修正

Python版LangGraph 1.2.16は、中断した処理の再開時に状態更新や完了済みタスクが重複する問題を修正した。並列の中断に一つずつ回答するサブグラフでは、回答済みノードが再び実行され、中断後のAPI書き込みなどが繰り返され得た。最終状態が正しく見えても、外部への副作用が重複する問題だった。（[リリースノート](https://github.com/langchain-ai/langgraph/releases/tag/1.2.16) / [再実行の原因と修正](https://github.com/langchain-ai/langgraph/pull/9315)）

別の修正は、`Command(resume=..., update=...)`で再開したノードが再び`interrupt()`を呼ぶと、更新が二重適用される問題を扱う。こちらは同期・非同期の永続化で発生し、`durability="exit"`は対象外だった。サブグラフの再実行とは、発生条件を分けて確認する必要がある。（[Command更新の修正](https://github.com/langchain-ai/langgraph/pull/9322)）

> [!CAUTION] 通常の再開と過去状態の再実行は異なる
> 最新チェックポイントからの通常再開では完了済みの仕事を保持する一方、既に先へ進んだ古いチェックポイントを指定する意図的な再実行では、タスクが再び動く場合がある。今回の修正を、あらゆる外部操作が必ず一度だけ実行される保証と読み替えない。（[再開と再実行の区別](https://github.com/langchain-ai/langgraph/pull/9315)）

同時期に公開されたPython用`langgraph-sdk` 0.4.8は、スレッドのストリーム終了時に原因を伝え、クリーンな切断で同期クライアントが待ち続ける問題を修正した。通常の4xx拒否は408・429を除いて再接続を打ち切る。ただし、新規スレッド作成直後に競合した404には再試行経路があり、エラーフレーム後のWebSocket切断コード1011も、この修正では再試行される。（[SDKリリース](https://github.com/langchain-ai/langgraph/releases/tag/sdk%3D%3D0.4.8) / [終了・再接続の条件](https://github.com/langchain-ai/langgraph/pull/9317)）

**EastBraverの見立て:** [人間の判断を挟む中断・再開](/guides/human-in-the-loop)では、最終状態だけでなく、再開を重ねた際の外部書き込み回数も確認したい。SDKの終了通知とグラフの再開処理は別の修正であり、採用中のパッケージと経路を分けて更新判断する。（[判断の根拠](https://github.com/langchain-ai/langgraph/pull/9315) / [SDK側の修正](https://github.com/langchain-ai/langgraph/pull/9317)）

- 出典: [LangGraph](https://github.com/langchain-ai/langgraph/releases/tag/1.2.16)（公式情報、正式リリース、2026-10-17 07:11 JST） / [LangGraph Python SDK](https://github.com/langchain-ai/langgraph/releases/tag/sdk%3D%3D0.4.8)（公式情報、正式リリース、同日07:09 JST）

## Ollama v0.40.6がWindowsの終了処理とGGUF読み込みを修正

Ollama v0.40.6は、WindowsでOllama終了後もランナープロセスが残る問題を修正した。単一のWindows Job Objectへランナーを割り当て、`JOB_OBJECT_LIMIT_KILL_ON_JOB_CLOSE`を設定する。強制終了で通常の後処理が走らない場合も、所有する`llama-server`とMLXサブプロセスをWindowsが終了できる。（[リリースノート](https://github.com/ollama/ollama/releases/tag/v0.40.6) / [プロセス管理の修正](https://github.com/ollama/ollama/pull/18500)）

> [!NOTE] 主な対象はコマンドラインでの利用
> 開発側は、デスクトップアプリではサーバーを正常に終了して子プロセスを整理できるため、この問題の影響を受けないと説明する。主な対象は、Windowsのコマンドラインで`ollama serve`を実行し、通常の終了処理を経ずに停止する場合である。（[対象となる終了経路](https://github.com/ollama/ollama/pull/18500)）

GGUF読み取り側には`Q2_0`のテンソル型・ファイル型が加わった。上流のllama.cppが処理できても、Ollamaの読み取り側が型を認識せず、`ollama create`やモデル読み込みが失敗していた。PRはPrism MLのBonsai 2の2B・4B・9B・27Bを対象例に挙げ、Apple Siliconで作成・実行を確認したとしている。これは開発側の検証報告であり、任意のGGUFへの互換性保証ではない。（[量子化形式への対応と検証範囲](https://github.com/ollama/ollama/pull/18967)）

**EastBraverの見立て:** 更新の要否は、Windowsでの停止経路と、実際に読み込む量子化形式に照らして判断したい。今回の変更を、全モデルの高速化や全利用者共通の不具合修正として扱わない。（[判断の根拠](https://github.com/ollama/ollama/pull/18500) / [対象形式](https://github.com/ollama/ollama/pull/18967)）

- 出典: [Ollama](https://github.com/ollama/ollama/releases/tag/v0.40.6)（公式情報、正式リリース、2026-10-17 07:00 JST）

## oh-my-pi v18.12.0が圧縮設定を統合しエラー通知を修正

oh-my-pi v18.12.0は、リクエスト本文の圧縮設定を変更した。公式Anthropic APIにはgzip、GitHub CopilotのChat Completions・Responses・Claude Messagesにはzstdを使う。Copilotの長い会話でアップロードサイズを約60～75％削減するという値は、開発側の説明であり、応答生成速度全体の改善率ではない。（[圧縮方式と開発側の説明](https://github.com/can1357/oh-my-pi/releases/tag/v18.12.0)）

> [!CAUTION] 圧縮を無効化する環境変数が変わる
> `PI_CODEX_ZSTD`は`PI_REQUEST_COMPRESSION`へ置き換わった。Codexを含めてリクエスト本文の圧縮を無効化する場合は、`PI_REQUEST_COMPRESSION=0`を設定する。（[破壊的変更](https://github.com/can1357/oh-my-pi/releases/tag/v18.12.0)）

接続を先に開くウォームアップは、Anthropic限定から組み込みプロバイダー全体へ広がった。設定されたプロキシとCAを使い、直前のリクエストが到達した接続先を対象にする。一方、カスタム`models.yml`プロバイダー、ゲートウェイへ向けた組み込みプロバイダー、ローカルサーバーは事前接続しない。（[接続先と除外条件](https://github.com/can1357/oh-my-pi/releases/tag/v18.12.0)）

また、OllamaとOllama Cloudのストリーミング中のエラーを成功扱いしていた問題と、前のターンの配信中に追加の入力が届くとCursorが`PROVIDER_ERROR`になる問題を修正した。カスタムモデルの`contextWindow`・`maxTokens`の明示値も、同じモデルIDのカタログ側制限より優先されるようになった。（[エラー処理と設定優先順位](https://github.com/can1357/oh-my-pi/releases/tag/v18.12.0)）

**EastBraverの見立て:** 圧縮や事前接続の変更は、利用中のプロバイダーと通信経路に照らして確認したい。同時に、[LLM APIのストリーミング終了判定](/guides/llm-api)が変わるため、以前は成功に見えていた失敗が表面化する可能性も、更新時の確認対象になる。（[判断の根拠](https://github.com/can1357/oh-my-pi/releases/tag/v18.12.0)）

- 出典: [Oh My Pi](https://github.com/can1357/oh-my-pi/releases/tag/v18.12.0)（公式情報、正式リリース、2026-10-18 03:44 JST）

## Metaがニュース取得への懸念を招いた規約文を削除

The Vergeは10月17日、Metaが商用規約のプレビューから、Webコンテンツを製品の開発・改善・研究・学習などに使えるとする文言を削除したと報じた。元の文言がニュースサイトの取得やAI学習を広く認めるのではないか、という批判を受けた変更である。（[文言削除の報道](https://www.theverge.com/tech/1013409/meta-removes-language-that-may-have-allowed-it-to-scrape-news-sites)）

Metaの広報担当Daniel Roberts氏は同紙に、統合したクローリング条項は広告・ビジネス製品に限るもので、Webクローラーの使い方は変わらず、コンテンツ所有者は引き続き`robots.txt`で意向を示せると説明した。また、その意向を覆す新しい権利を得る変更ではないとしている。（[同紙が掲載したMetaの回答](https://www.theverge.com/tech/1013409/meta-removes-language-that-may-have-allowed-it-to-scrape-news-sites)）

> [!CAUTION] 規約文と実際の取得挙動を分ける
> 文言の削除はThe Vergeの報道、クローラーの使い方が変わらないという説明はMetaの主張である。新たな取得権限が法的に認められたことや、取得・学習の実動作を第三者が検証したことを示すものではない。（[報道と会社説明の範囲](https://www.theverge.com/tech/1013409/meta-removes-language-that-may-have-allowed-it-to-scrape-news-sites)）

**EastBraverの見立て:** データ取得の運用では、規約の文面、サイト側が示す意向、実際のアクセスを別々に確認したい。本件は規約の明確化を巡る更新として扱い、クローラーの技術仕様が新しくなった発表とは区別する。（[判断の根拠](https://www.theverge.com/tech/1013409/meta-removes-language-that-may-have-allowed-it-to-scrape-news-sites)）

- 出典: [The Verge](https://www.theverge.com/tech/1013409/meta-removes-language-that-may-have-allowed-it-to-scrape-news-sites)（二次報道、2026-10-18 00:04 JST。規約プレビュー本文は直接照合できていない）

## ほかの確認済みの更新

- **llama.cpp b11715がHIP向け量子化処理を最適化**：AMD GPU向けHIP経路で、`q1_0`の展開に`__builtin_amdgcn_perm`を使う変更を含むプレリリース。PRの速度比較は投稿者の測定であり、全GPU・全量子化形式の高速化を示すものではない。利用中のバックエンドと形式が対象かを確認したい。（[公式プレリリース](https://github.com/ggml-org/llama.cpp/releases/tag/b11715) / [対象処理と測定](https://github.com/ggml-org/llama.cpp/pull/29927)）
